【アスカSS】碇シンジ「うああああッッ!!」【エヴァ】

1 : VIPにかわりましてNIPPER… – 2013/07/14 17:32:03.45 WZC5eBSoo 1/21

深夜。
侵食型使徒。
エヴァ3機。戦闘中。
シンジ「うああああッッ!!」

マヤ「初号機胸部に侵食発生!!6万2千層までの侵食を確認!」

冬月「侵食タイプか…厄介だな」

レイ「碇くん!!」ダッ、バシッ

レイ「くあッッ!!」

2 : VIPにかわりましてNIPPER… – 2013/07/14 17:33:35.93 WZC5eBSoo 2/21

マヤ「零号機右腕部に侵食発生!しかし、初号機の侵食は停止!」

リツコ「ミサト、初号機の保護が最優先よ」

ミサト「なっ!! レイはどうすんのよ!!」

リツコ「…」

ゲンドウ「…死にはしない、初号機を回収しろ。」

ミサト「ッ!! ……アスカ、初号機を回収して一時撤退よ」

アスカ「えっ!! エコヒイキは!?」

ミサト「命令よ、撤退しなさい」

アスカ「!!………私がアイツをやっつければ万事解決でしょ!!」ダッダッダッ

ミサト「アスカ!!」

アスカ「うおおりゃああ!!!」ダンッ、ブシュー

使徒「キヤアアアアア!!!」ブオン

アスカ「コア発見!!!」

使徒「キアアアア!!!」グシュ、ジュル

マヤ「2号機頸部に侵食発生!!」

アスカ「ううッ!! どおうりゃああああ!!!!」ガンッ、バキバキ

使徒「キヤアアアアア!!!」グルン
ドゴーン!!!
マヤ「目標、自爆しました…」

日向「しかし、マギは目標殲滅の判断を保留しています」

ミサト「パイロットは?」

青葉「今、主モニターに………ん!?」

青葉「エヴァ3機ともに信号を拒絶!! 受け付けません!!」

ミサト「なんですって!!」

マヤ「!!! プラグが強制射出されます!!!」

ミサト「なっ!!!」
プシュン、ゴオオオオ
ミサト「エントリープラグは!?」

マヤ「プラグからの信号が確認出来ないので詳細は不明ですが…」

マヤ「…すべて、都市西部の森林地帯へ着陸したものと思われます」

4 : VIPにかわりましてNIPPER… – 2013/07/14 17:34:29.66 WZC5eBSoo 3/21

ミサト「プラグからの信号がないって……手探りであの森を捜索しなきゃなんないってことか…」

リツコ「ミサト、パイロットの捜索は任せたわよ」

ミサト「リツコ?」

リツコ「この電気系統のトラブルはおそらく、使徒によるもの…まだ使徒は殲滅できていないわ」

ミサト「…」

リツコ「そして、エントリープラグからの信号が無いのは、そこまで使徒が侵食していることを表している」

リツコ「そうなると………」

ミサト「パイロットにまで侵食が及んでいる……かもしれない…」

リツコ「生死に関わる問題よ、だから私はパイロット救出後の治療法の発見に専念するわ」バッ

リツコ「マヤ、来なさい、まずは戦闘データから使徒の侵食パターンを解析するわよ」スタスタ

マヤ「はい!」タッタッタッ

5 : VIPにかわりましてNIPPER… – 2013/07/14 17:35:11.63 WZC5eBSoo 4/21

ミサト「……しかし…夜の森での捜索活動か…専門外ね、うちの職員で出来るどうか…」

ゲンドウ「…戦自に協力を要請しろ」

ミサト「戦自ですか!?」

ゲンドウ「ああ」

青葉「しかし、エヴァの回収も出来ていないこの状況で、戦自を介入させるのは…」

ゲンドウ「パイロット保護が最優先だ。やれ!」

青葉「はッ!」

冬月「…」

ゲンドウ「………シンジ」
6 : VIPにかわりましてNIPPER… – 2013/07/14 17:36:09.25 WZC5eBSoo 5/21
同時刻。
都市西部の森。
アスカ「ん…あれ?…プラグの電源が落ちてる…手動か…」ガラガラッ

アスカ「うんしょっと」スタッ

アスカ「さてと…バカシンジー、エコヒイキー」スタスタ

アスカ「…あ! エントリープラグ!」タッタッタッ

アスカ「やっぱり…電源が落ちてる…」

アスカ「ふん!」ガラガラッ

アスカ「エコヒイキ!」

レイ「はぁ…はぁ…」

アスカ「大丈夫?」スッ

レイ「ええ…」ニギッ、スタッ

アスカ「バカシンジのプラグは…」キョロキョロ

アスカ「あった! 全員が近くに落ちたのはラッキーね」

7 : VIPにかわりましてNIPPER… – 2013/07/14 17:37:56.66 WZC5eBSoo 6/21

アスカ「ふん!」ガラガラッ

アスカ「バカシンジ!」
シンジ「」
アスカ「バカシンジ?」タッ
シンジ「」
アスカ「起きなさいよ、バカシンジ」ユサユサ
シンジ「」
レイ「碇くん。」タッ

アスカ「も~、手間かけさせ―――」

レイ「碇くんが息してない!」

アスカ「えっ…」

レイ「心臓は………止まってる!!」

アスカ「なっ、ちょ、プ、プラグスーツの電気ショック機能!!」

レイ「…ダメ!プラグスーツの電池が切れてる!」

アスカ「くっ!!」

レイ「自力で心臓マッサージをやるしかない!」ダンッ、ダンッ、ダンッ

アスカ「バカシンジッ!!」
シンジ「」
レイ「…ッ!私じゃ力が足りない!2号機の人、お願い!」

アスカ「わ、わかった」タッ

アスカ「死ぬな、バカシンジ!!起きろッ!!」ダンッ!、ダンッ!、ダンッ!
シンジ「」
アスカ「くッッ!!お願い!!死なないでよッッ!!起きてッ!!!」ダンッ!、ダンッ!、ダンッ!
ドックン!!
シンジ「ぷはっ!!」

アスカ「バカシンジ!!」

レイ「碇くん!!」

シンジ「はぁ…はぁ…はぁ…」

アスカ「…よかったぁ……ハァ…ハァ…」

レイ「…意識はまだ戻らないみたい。」

8 : VIPにかわりましてNIPPER… – 2013/07/14 17:39:25.08 WZC5eBSoo 7/21

アスカ「……にしてもプラグスーツの電池が切れてるって…どうなってんのよ…プラグの電源も落ちてるし…」

レイ「たしか、プラグに予備の電池が置いてあったはず…」ガサゴソ

アスカ「私のプラグスーツは…うん、電源入ってる」

レイ「私も、大丈夫。」カチッ、ブオン

レイ「…これで碇くんのも大丈夫。今度、心臓が止まっても電気ショックが使える。」

アスカ「また止まるって…やっぱり、ありえるのかな…」

レイ「可能性としては…」

アスカ「…ま、なんにしても、私たちのおかげで命拾いしたわね、バカシンジ」ナデナデ

9 : VIPにかわりましてNIPPER… – 2013/07/14 17:40:00.89 WZC5eBSoo 8/21

アスカ「…!! バカシンジ、すごい熱!!」

シンジ「はぁ…はぁ…はぁ…」ジュッ

レイ「え…」ピトッ

レイ「!!……なんで…」

アスカ「これ、早く解熱しないと、かなりマズいわよ!」

レイ「…でも、たぶん、本部は私たちの場所を把握できてないと思う。」

アスカ「!……プラグの電源が…落ちてるから…」

レイ「プラグの発信機能も失われてる可能性が高いわ…」

アスカ「………街まで自力で進むわよ、待ってても間に合うかどうか分かんないわ」

レイ「ええ。…碇くんは私が…」ググッ

アスカ「…アンタの力じゃムリよ、私が運ぶわ」ググッ

レイ「…ごめんなさい……」

アスカ「気にしないで、人には向き不向きがあんのよ」

アスカ「それに…バカシンジの心臓が止まった時、アンタが落ち着いてて助かったわ…」

レイ「…」

アスカ「ふん!よっと!……こうやってオブっとけば今度、心肺停止になってもすぐわかるわね」

レイ「それなら大丈夫。プラグスーツが正常に機能していれば、装着者が瀕死の状態になった時点で警告音が鳴るから。」

アスカ「そうだっけか…それなら、移動に集中できるわね」

アスカ「幸い、夜だから明かりで街の方角がわかるわ、行くわよ!」

レイ「ええ。」
10 : VIPにかわりましてNIPPER… – 2013/07/14 17:40:51.24 WZC5eBSoo 9/21
―――1時間後。
アスカ「ハァ…ハァ…」ダッ、ダッ、ダッ

レイ「はぁ…はぁ…」ヨタヨタ

アスカ(…夜の森がここまでハードだとわね…)

アスカ「ハァ…ハァ…」ダッ、ダッ、ダッ

レイ「はぁ…はぁ…」ヨタヨタ

アスカ(視界は悪いし、ぬかるんでるし、木の根で足場は悪いし、バカシンジは重いし…)

アスカ「ハァ…ハァ…」ダッ、ダッ、ダッ

レイ「はぁ…はぁ…」ヨタヨタ

アスカ(休みたい…だけど、バカシンジの熱は全然下がんないし…急がないと…)

アスカ「いつッ!」タラー

アスカ「植物のトゲか……チィ…」

アスカ「エコヒイキ! ここらへん、トゲがあるから気をつけて」

レイ「はぁ…はぁ…」ヨタヨタ

11 : VIPにかわりましてNIPPER… – 2013/07/14 17:42:22.99 WZC5eBSoo 10/21

アスカ(明かりの具合からして…街はまだまだ遠そうね…)

アスカ「ハァ…ハァ…」

アスカ(ダメ!弱気になってる!…やるしかない…やるしかないのよ…アスカ!)
ビビー、ビビー、ビビー
アスカ「警告音!!バカシンジ!!」ドサッ、サッ

アスカ「あれ…? 息がある…心臓も…」

レイ「うッ!!」バタッ

アスカ「エコヒイキ!!」

レイ「くうッ……碇くんを…お願い…」

アスカ「わかってる!それよりもアンタ…」

レイ「私はいいの…」

アスカ「よくないでしょ!!バカ!!」

レイ「たぶん…私も…碇くんと…同じように…なる…」

アスカ「…」

レイ「私が…荷物になるから―――うッッ!!」

アスカ「エコヒイキッ!!!」

レイ「」ドサッ

アスカ「マズい!!電気ショック機能を!!」ポチッ

アスカ「この死にたがりッッ!!絶対、死なせるもんかッ!!!」キュイーン、ダンッ!!
ドックン!!
レイ「ぷはっ!!」

アスカ「エコヒイキ!!」

レイ「ハァ…ハァ…ハァ…」

アスカ「…なんとか…なった…」ペタッ

12 : VIPにかわりましてNIPPER… – 2013/07/14 17:43:07.17 WZC5eBSoo 11/21

アスカ「…疲れた……」

アスカ「体力も削られるけど…神経もかなり…すりへる…」

アスカ「…バカシンジもエコヒイキも心肺停止になった…もしかして……私も………」

アスカ「そうだ……エコヒイキにも熱が…」ピトッ

アスカ「………?…熱がない…」

アスカ「エコヒイキはひと安心かな…?バカシンジは…」ピトッ

アスカ「…やっぱり…まだ、熱が高い…急がないと…」

アスカ「ふん!くッッ!!うう…よっとッ!!」ググッ

アスカ「くッ~~~…ふたりは、さすがにキツイ!!けど、私がやらなきゃ!!」ズルズル、ズルズル
13 : VIPにかわりましてNIPPER… – 2013/07/14 17:45:54.30 WZC5eBSoo 12/21
―――3時間後。
アスカ「ゼハァ…ゼハァ…ゼハァ…」ズルズル、ズルズル

アスカ「くッ!」ドテッ、ビチャッ

アスカ(…また、コケた……くぅ…もう、足がチギれそう…)フラフラ
ビビー、ビビー、ビビー
アスカ「なっ、警告音!!…バカシンジのだ!!」サッ
シンジ「」
アスカ「電気ショック機能を…」ポチッ

アスカ「頼むわよ…」キュイーン、ダンッ!!
シンジ「」
アスカ「なっ!!もう一回!!」ポチッ

アスカ「お願い、お願い、お願い!!!」キュイーン、ダンッ!!
シンジ「」
アスカ「ちょっ、なんでよッ!!!マズい、マズい、どうしよう!!」ポチッ

アスカ「起きてッ!!起きてよ、バカシンジッッ!!」キュイーン、ダンッ!!
シンジ「」
アスカ「…う、嘘でしょ…」ポロポロ
14 : VIPにかわりましてNIPPER… – 2013/07/14 17:48:14.92 WZC5eBSoo 13/21
シンジ「」
アスカ「うう…うっく…バカシンジ…」ポチッ

アスカ「うっく…くぅ…お願い…」キュイーン、ダンッ!!
シンジ「」
アスカ「なん、でよ…うう…くぅ…」
シンジ「」
アスカ「………アン、タと…、一緒にいるのは…うっく…楽しかったの…」ポチッ

アスカ「…アンタが隣にいる、のは…うう…なんだか、安心、できた…」キュイーン、ダンッ!!
シンジ「」
アスカ「くっ…うう…くぅ…バカぁ…」

アスカ「…アンタがいたから…他人といるのも…うう…いいなって、思えたのよ…」ポチッ

アスカ「…うっく…アンタが必要だって、言ってんの…」キュイーン!!

アスカ「…だからッ、さっさと起きなさいよッッ!!バカシンジィッッ!!!!」ダンッ!!!!
ドックン!!
シンジ「ぷはっ!!」

アスカ「えっ…バカシンジ…」

シンジ「ハァ…ハァ…ハァ…」

アスカ「!!…よ、よかったぁ……」ダキッ

アスカ「…うう…バカシンジぃ…うっく…くぅ…」ギュ~

15 : VIPにかわりましてNIPPER… – 2013/07/14 17:49:33.58 WZC5eBSoo 14/21

アスカ「………あれ?…熱が…下がってる…」

アスカ「…峠は越したのかな………おし…」ゴシゴシ

アスカ「あ~もう、久しぶりに泣いちゃった…ダメね…」

アスカ「街も…さすがにもう、すぐそこでしょ…」

アスカ「あと一息!がんばる―――」クラッ

アスカ「ん…あ、あれ……めまいが…―――うッッ!!」ガクッ
ビビー、ビビー、ビビー
アスカ(警告音ッ!!私のプラグスーツからだ!!)

アスカ(そんな…私も心肺停止になるの…誰も頼れないのに…)クラクラ

アスカ(くッッ!!気をしっかり持て!!)

アスカ(心臓が止まるからってなによ!!こんなの私ひとりで充分よ!!)

アスカ(止まった瞬間にボタンを押す、それだけ!!)

アスカ(あ…私が気を失ったら、バカシンジとエコヒイキは……)

アスカ(くっ、気絶しないようにしなきゃ…)クラクラ

アスカ(うッッ!!…マズい、早く準備しないと…)

アスカ(なんか噛むものが欲しいわね…太めの木の枝…)ガサゴソ

アスカ(あった………あとは…樹にもたれかかって…息を整える…)

アスカ「すー、はー…すー、はー…」

アスカ(もうすぐ、心臓が止まる……怖いな…)

アスカ(…けど、私は絶対に死なない!!)

アスカ「」クラクラ

アスカ(うッッ!!)ズキン!!

アスカ(今だッッ!!)ポチッ

アスカ「ぐううううッッ!!」キュイーン、ダンッ!!
ドックン!!
アスカ「ぷはっ!!」

アスカ「ハァ…ハァ…」クラッ

アスカ(ぐッッ!!)クラクラ

アスカ(踏ん張れえッッ!!)ギリリリ、バキバキ

アスカ「……………く…よし!!」パチクリ

アスカ「おっしゃあッッ!!…ハァ…耐えたッ!!」

16 : VIPにかわりましてNIPPER… – 2013/07/14 17:50:50.09 WZC5eBSoo 15/21

アスカ「ちょろい!!…ハァ…ハァ…やっぱり、私は天才ね!!」

アスカ「あとは、ふたりを街まで運べば……」ガクッ

アスカ(え…?ちょ…全然、力が入らない…)

アスカ(心臓が止まっただけで、こんなに体に負担がかかるの!?)

アスカ(これじゃあ、意味がな―――)クラッ

アスカ(なっ…いまさら…意識が………)クラクラ

アスカ(…起きなきゃ……でも…起きたところで……なにも………)
ピカーーー
アスカ(…お日さまだ……もう…そんな…時間なんだ……)クラクラ

アスカ(ぐっ……ここで私が……倒れたら………ふたりは………)

17 : VIPにかわりましてNIPPER… – 2013/07/14 17:51:50.21 WZC5eBSoo 16/21

アスカ(…エコヒイキ……バカシンジ……………)
―――…あ…なみ……アス…カ…―――
アスカ(……え……?)

シンジ「…ん……ア、アスカ…?」ムクッ

アスカ「えっ」パチクリ

シンジ「…あ、れ………アスカ、大丈夫?」

アスカ「バ…バカシンジ…」

シンジ「?…う、うん…僕だよ」

アスカ「……うぅ…うっく…うう…」ポロポロ

シンジ「え!!ど、どうしたの!?」アタフタ

アスカ「うううぅッ!!このバカああああッッ!!!!」ダキッ

シンジ「なっ!!えっ!!///」

アスカ「…アン、タの、心臓が…うっく…止まってぇ…」ギュッ

シンジ「えっ……」

アスカ「…熱も…うぅ…すごく、高くてぇ…」ギュ~

シンジ「…」

アスカ「…よかった……よかったぁ……」

シンジ「…アスカ、泥だらけだよ…髪まで真っ黒…」

アスカ「当たり前よ!…アンタと、エコヒイキを、オブって…何時間も、歩いて…足痛くて……」

シンジ「……ありがとう、アスカ」ポンポン

18 : VIPにかわりましてNIPPER… – 2013/07/14 17:52:35.40 WZC5eBSoo 17/21

アスカ「…………………触んなっ!!」ベシッ

シンジ「ア、アスカが先に抱きついたんじゃないか!!」

アスカ「ふん!」プイッ

アスカ「…も~、また、泣いちゃった…」ゴシゴシ

シンジ「また?」

アスカ「…」ゲシッ

シンジ「いてっ!」

アスカ「このこと誰かに言ったら………」

シンジ「い、言わないよ………綾波は…」

レイ「スー…スー…」スヤスヤ

シンジ「…寝てる…?」

アスカ「あれ?…なんか…穏やかね…」
ガサガサ!!
シンジ「!!」
アスカ「!!」ビクッ

シンジ「動物?」

アスカ「オ、オオカミよ!!クマかも!!」

シンジ「くっ……」

アスカ「どうしよう…私、全然動けないのに…」

シンジ「大丈夫、綾波とアスカは僕が守る!!」ギュッ

アスカ「…」
19 : VIPにかわりましてNIPPER… – 2013/07/14 17:53:35.55 WZC5eBSoo 18/21
ゴソゴソ、バッ
戦略自衛隊隊員A「!!…本部、こちら甲6班、C-7地点でパイロット三名を発見、ヘリでの回収を要求する、送れ。」

アスカ「戦自!?なんで!?」

戦略自衛隊隊員A「ネルフの司令、直々にパイロットの捜索を要請してきたんだ。」

シンジ「父さんが…」

戦略自衛隊本部「甲6班、こちら本部、広場に安全なC-3地点への移動を求む、どうぞ。」

戦略自衛隊隊員A「本部、こちら甲6班、了解、終わり。」

戦略自衛隊隊員A「おい、荷物は俺が持つから、お前らパイロット背負ってやれ」

戦略自衛隊隊員B「はッ」ビシッ
戦略自衛隊隊員C「はッ」ビシッ
戦略自衛隊隊員D「はッ」ビシッ

20 : VIPにかわりましてNIPPER… – 2013/07/14 17:56:46.08 WZC5eBSoo 19/21

シンジ「…」

アスカ「…疲れた…」

レイ「スー…スー…」スヤスヤ

戦略自衛隊隊員A「…君たち、エントリープラグから離れたのは正解だったぞ」

戦略自衛隊隊員A「エントリープラグには使徒が住み着いてる可能性があるらしい、そのままいたら使徒の餌食だ」

シンジ「使徒ですか!?」

戦略自衛隊隊員A「ああ、赤木博士が突き止めたらしい」

アスカ「だから、心肺停止になったんだ!!」

戦略自衛隊隊員A「心肺停止!?」

アスカ「はい、私たちみんな、そうなったんです。…私たちの体には使徒がいるんですね…怖い。」

シンジ(…アスカってこういう時だけは行儀いいんだよな…)

戦略自衛隊隊員A「心肺停止になった時は電気ショックを使ったのかい?」

アスカ「はい。」

戦略自衛隊隊員A「だったら、たぶん大丈夫だ、赤木博士から使徒は高圧電流に弱いとの報告が上がってる」

戦略自衛隊隊員A「見た感じ三人とも元気そうだしな」

アスカ「そうですか……」ホッ

アスカ「…安心したら……眠くなってきました……」フアァ~

戦略自衛隊隊員A「ああ、寝ときな」
21 : VIPにかわりましてNIPPER… – 2013/07/14 17:58:13.68 WZC5eBSoo 20/21
ブオン、ブオン、ブオオオオオ
戦略自衛隊隊員A「乗れ、乗れ」

戦略自衛隊隊員A「…君は真ん中でふたりを抱きかかえてあげな」

シンジ「えっ///」

戦略自衛隊隊員A「恥ずかしがるな、君の彼女と愛人だろ?」

シンジ「ち、違いますよ///」

アスカ「むにゃ…むにゃ…バカシンジぃ…」スヤスヤ

戦略自衛隊隊員A「…バカシンジって…」

シンジ「ぼ、僕のことです///」

レイ「スー…スー…碇くん…」スヤスヤ

戦略自衛隊隊員A「…碇くんって…」

シンジ「…僕です///」カアァァァ

戦略自衛隊隊員A「……君は幸せ者だな」

シンジ「…僕が…幸せ?」

戦略自衛隊隊員A「ああ、幸せだよ」

シンジ「…」

22 : VIPにかわりましてNIPPER… – 2013/07/14 17:59:17.56 WZC5eBSoo 21/21

シンジ「…」

アスカ「むにゃ…むにゃ…」スヤスヤ

レイ「スー…スー…」スヤスヤ

シンジ「…」

シンジ「…」ギュ~

アスカ「んん…むにゃ…むにゃ…」スヤスヤ

レイ「ん…スー…スー…」スヤスヤ

シンジ「綾波…アスカ………」ギュッ

シンジ「…ありがとう。」
終劇

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